2025年『共通テスト』が変わります
2022年に改められた新学習指導要領。
このたび大学入試共通テストの教科・科目数が、7教科21科目へ変わります。
新しく必修教科に仲間入りした「情報」、組み合わせで出題されることになった「地理・歴史・公共」の出題傾向について説明します。
情報
入試センター公表の試作問題から分かる
傾向と対策
要点1
難易度は高くないが
解答スピードが要求される
教科書レベルの知識で解けるものが多いですが、問題文が長く、図表が多いです。
そのため、多くの情報を素早く整理し、必要な情報を正確に抽出する力が必要です。
要点2
プログラミング対策が必須
試作問題では「コンピュータとプログラミング」の配点が半分近くを占めます。
数学的にプログラムの構造を考える問題や、適切な変数や値を求める問題など、プログラムへの適切な理解が必要です。
地理 歴史 公共
要点1
2科目が1組の受験科目に
従来は「日本史A」「世界史A」などそれぞれが1つの受験科目でしたが、次回から「歴史総合、日本史探求」など2科目を1セットにして1つの科目として出題されるため、より幅広い知識が必要になります。
地理科目【地理総合 地理探求】
歴史科目【歴史総合 日本史探求】
歴史科目【歴史総合 世界史探求】
公共科目【公共 倫理】
公共科目【公共 政治経済】
複合科目【地理総合 歴史総合】
複合科目【地理総合 公共】
複合科目【歴史総合 公共】
要点2
図表や資料の読み解きが増加
センター試験から共通テストへの変更により、問題文や資料を読み取り解答する設問が増えています。
このたび新設された探求科目を受け、この傾向が進むことが予想されます。
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