「お前、上から目線だな」「なんでこんな成績なんだ」高1男子を自殺未遂に追い込んだ恐怖の“印鑑集め”とは《鹿児島の高校では一般的?》 | 文春オンライン (bunshun.jp)
平均点以下を取ると多方面から恫喝を受ける恐怖の学園が、鹿児島県内にはゴロゴロあるらしいとの文春砲。
これが本当だとすれば、学生さんたちには本当にお気の毒で心を痛める一方、指導者側の馬鹿さ加減には、あきれてしまいます。
平均点以下は説明するまでもないことですが、2人以上集まれば、必ず存在します。
極端な話、2人だけの学年があったとして、2人が死力を尽くしても、必ずどちらか一方が平均点以下を取ります。
同点だった場合も、両人は平均点以下です。
多人数の学年にあてはめても同じことで、全員が死力を尽くしても、必ず平均点以下は存在します。
全員同点なら全員平均点以下です。
全員が死力を尽くして満点を取っても、全員平均点以下です。
中学で無理に頑張って、やっとのことで目指す高校に受かった生徒さんたちは、がんばっても平均点以下を取ることがしばしばでしょう。
がんばっているのに叱られたら、がんばっているのを否定されている感覚になるでしょうから、やる気を失うどころではありません。
そんなこと少し考えれば分かると思うのですが、そんなことも分からない人間と、そんなことは分かっていながら目的のためなら手段を選ばない人間が支配者だから、不幸が起こっちゃう、立場の弱い側はほんとうに困っちゃいます。
学校でも会社でも、支配者から恫喝されたとき、従属者は自分がイケないと思いがちですが、本当におかしいのはどちらなのか冷静な判断ができれば、支配者の抑圧を少しでも抑えることができるのですが。
判断力が未熟な従属者が多いので、支配者側は調子に乗るいっぽうです。
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