小学校時代の「完食指導」、会食恐怖症に 大人になっても心に残る傷:朝日新聞デジタル (asahi.com)
私たちが子供のころの世相は、
『与えられたものは全部食べろ』
『好き嫌いをするな』
というもので、非常に厳しい指導が行われていたのを思い出します。
昼休み中、いつも取り残されていた小さな女の子たち。
あのころの私はバカだったので、それを見て何とも思いませんでしたが、今にしてみれば残酷な話です。
世界三大珍味『フォアグラ』をご存じでしょうか。
ガチョウやアヒルの脂肪肝です。
ガチョウ君たちを普通に育てても、フォアグラにはなりません。
なので、くちばしをこじ開けて喉の奥までパイプをぶっ刺して大量の餌を飲み込ませ、肝臓をブクブクに太らせるわけです。
あの虐待ぶりは、見てられません。
それの人間バージョンですから。
人間の場合は、わざわざ肉体的に圧力を加えなくても、精神的な圧力で、無理やり食わせられるという寸法です。
肉体的か精神的かの違いだけで、やってることはフォアグラ作りとさほど変わりません。
いまだにそんなことが行われているのでしょうか。
調べてみると、よろしくない傾向です。
学校給食は「残すな」より「食べ残せ」が正しい 完食指導が学校嫌いとメタボを引き起こす | 子どもを本当に幸せにする「親の力」 | 東洋経済オンライン (toyokeizai.net)
体格、性別、運動量、遺伝によって、食事量も栄養量も違いますから、一律の量の食事を与えることがそもそも間違っていますが、教員はちょっととろいので、間違いに気が付かないのでしょうか。
まさか同じ量を与えることが平等だと思ってる?
『指導』そのものが好きで『指導』に快感を覚えてしまっているとか?
サディズムの境地?
己の支配欲を満たしたい?
何にでも口出ししないと気が済まない?
完食指導の根っこはいったい何なのでしょうか。
完食させる方法は簡単で、本人が要る量を、本人によそわせればいいだけです。
本人が食べる物を、他の子によそわせるのが間違っています。
長崎ちゃんぽんの店で、30分以内に3杯食べたらタダになるというのがあって、小学5年生のときにタダにしてやったのですが、教員には、それ以上食べないと許さないルールにしてやりたいです。
子どもに完食を強要するなら、教員は長崎ちゃんぽん3杯分のメシを食え。
小学生の私にできたのだから、お前らにもできるだろう。
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