健康食品の販売は行っていません。
興味のあるかたはドラッグストア ネットショップ等でお求めください。
従来からの成分
ビタミンB₁
脳の中枢神経や、手足の末梢神経の機能を正常に保つ。不足すると気分がふさぐ、集中力・協調性がなくなる。
過剰症なし
1日の所要量 成人男性1.1mg 成人女性0.8mg
食事から摂取できますが日本人に不足しがちの成分です。豆類、ナッツ類に多く含まれます。
ビタミンB₁₂
十分にあると落ち着きが出て、記憶力・集中力が高まる。神経の働きを正常に保つ。不足すると神経過敏になる、ふさぎこむ、記憶力・集中力が低下する。運動失調を起こす。
過剰症なし
1日の所要量 成人2.4μg
よほど偏食をしない限り、不足はおこりません。
ナイアシン(旧名 ニコチン酸 ビタミンB₃)
脳神経の働きを助ける。頭痛を予防する。不足すると頭痛、めまい、不安感。欠乏がひどいとノイローゼになる。
過剰症 100mg以上とると、皮膚がヒリヒリしたり、かゆくなることがある。
1日の所要量 成人男性16mg 成人女性13mg
許容上限摂取量 成人30mg
食事から摂取できますが、肉・魚の摂取量が少ない場合、不足することがあります。
最近注目の成分
イノシトール
脳細胞に栄養を供給する。神経を正常に保つ上で不可欠。
過剰症なし
1日にとりたい量500~2000mg
体内で合成されていますが、食事からの十分な供給が必要です。しかし、1日にとりたい量500~2000mgを目標にすると、食事で摂取するには限界がありそうです。十分にとりたい場合にはサプリをお勧めします。
コリン
レシチンを作り、神経細胞などの細胞膜を形成する。脳の記憶形成を助ける。老人性痴呆症を防ぐ。
過剰症なし
1日にとりたい量500~2000mg
体内で合成されていますが、食事からの十分な供給が必要です。しかし、1日にとりたい量500~2000mgを目標にすると、食事で摂取するには限界がありそうです。十分にとりたい場合にはサプリをお勧めします。
DHA
脳をはじめとする神経組織に非常に多く含まれ、脳や神経組織の発育や機能維持に重要な役割を果たしている。不足すると情報伝達がうまくいかなくなり、学習能力や記憶能力に影響を与える。
過剰症 血液が凝固しにくくなり、出血が止まりにくくなる。
1日にとりたい量は2g以上です。これを私はサプリで補おうと考えましたが、最安で50粒入り1000円程度のもので1粒あたり55mgですから、2gを摂ろうとすると36粒(=720円)呑まなければならず、現実的ではありません。食品からの摂取をお勧めします。赤身・青身の魚150gで2g程度摂れます。DHAは油の一種ですので料理法を誤ると流れ出てしまいます。
ギンコライド
イチョウの葉に含まれる香り成分。ヨーロッパでは老人性痴呆症の治療薬に使われている。集中力や記憶力を高める。
核酸
脳細胞を増殖させる。老人性痴呆症を改善する。
中年以降で不足しがちな人は1日1g、サプリからの摂取が勧められます。
さけ、たらこ、ふぐの白子、海苔、はまぐり、かきに多く含まれるようです。
緑茶
1日2杯で老人性痴呆症が飲まない人の半分であるという統計があります。
γ-アミノ酪酸(GABA)
脳内に多く存在し、精神を落ち着かせる作用がある。
発芽玄米に多く(11mg/100g)含まれます。