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小学生の時はできたのに、なぜ?

 

小学生の時は直感的に解ける問題が多いですが、中学生や高校生になると、より複雑な問題が出されます。

 

小学生の設問は

○○は△△

で解けることがほとんどですが、

中学生や高校生の設問は

○○は△△で□□で☆☆

○○は△△で□□で☆☆で◎◎

・・・

と、過程を経て解にたどり着くことがほとんどです。社会以外。

これを小学生風に、頭の中の記憶だけをたどって解こうとすると、エラーが起こりやすくなります。

ワーキングメモリないし短期記憶には限界があるからです。

なので、大事そうな所に下線を引いたり、過程を省略せず書いたりすることが必要不可欠です。

そうすることで、情報が整理され、目で見て判断できます。

目で見て判断すればよいので、ワーキングメモリないし短期記憶の領域が開放され、次の思考にラクに移れるので、間違いが格段に減ります。

 

小学生のときは優秀だったのに中学生から振るわないお子様の大半は、書くことの有効性を理解していません。

書いて解くようにアドバイスしますが、なかなかやってもらえないので、長年の習慣は恐ろしいなと思います。

書かなくても解けてきたので、書くことに重要性を感じないのかもしれません。 

 

書くときは、走り書き(うっすらなぐり書き)ではなくハッキリ書くことも超重要です。

走り書きは読み間違えることが多いからです。

メモは正解を導くためにあります。

正解がでないメモでは意味がありません。