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睡眠時間を削って勉強時間を増やす

 

当塾では、少しの居眠りはOKです。

眠い時は我慢せずに少し寝てしまったほうが、頭がスッキリするからです。

タイマーが各席にあるので、できれば目覚ましのタイマーをかけてから寝てほしいですが、眠い時にそんな余裕はないかもしれません。

寝息が立ち始める深い眠りに入る直前に私が起こしに行っています。

 

夕方眠くなるのは、もしかしたら夜の睡眠が足りないかもしれません。

 

 

家庭教師で、ある大学受験生をみていたとき、すぐコックリすることが続いたので、よく眠れているか聞いたら、勉強時間が足りなくて睡眠時間を削っているというので、以下の話をしたことがあります。

 

睡眠不足は学習効率に大きな影響を与えます。具体的な数値としては、睡眠不足により学習効率が約20%から50%低下するそうです。

 

仮に、7時間睡眠で100%のパフォーマンスが発揮でき、6時間睡眠で20%効率が下がるとし、勉強時間が4時間では足りず5時間に増やしたとして実質の勉強時間を比較すると

 

4時間×100%=4時間

5時間×080%=4時間

 

せっかくつらい勉強時間を1時間も増やしたのに実質の勉強時間は変わりません。

それどころか勉強時間が増えれば集中力が下がるので、実際には少なくなるでしょう。

 

大学入試に向けて、15時間の勉強では足りず、睡眠を1時間削って20%効率が下がるとすると

 

15時間×100%=15時間

16時間×080%=12時間48分

 

実質では2時間以上も勉強時間が減ってしまいます。

 

勉強時間を増やすために睡眠時間を減らすのは本末転倒なのでおやめくださることをお奨めします。

生きるために勉強するのであって、勉強するために生きているのではない、ということを覚えておかなくてはなりません。

健全な体に健全な精神は宿ります。

 

休日の朝寝坊は気持ちいいけど - むろい自主学習塾 家庭教師の公式ホームページ (jimdoweb.com)