急に習慣を変えると体調を崩すことがあります。気を付けましょう。というお話。
太古の昔、高3の夏休みのことです。
夏休みの前日まで、のらりくらりしていたのを改め、夏休み初日から、いきなり1日15時間勉強し始めました。
最初の1週間が経ったころ、目の前の教科書や参考書の文字が、グルングルン回り始めたのです。
体を軽く自転させて目が回るのと同じ感覚でした。
回っては戻り、回っては戻り。それが1日中。
このまま勉強しつづけたらヤバいかなと思いながらも、ここでへこたれては受験がアウトだと思い、構わずぶっ続けました。
その後3~4日で症状は治まり、そのまま夏休みを走り切ることができました。
人生を変える夏休みをあきらめなくてよかった。
当時は、精神的に参ってそういう症状が出たのかなと思っていたのですが、年を重ね知識を付けていくうちに、自律神経失調症の症状の一つであることを知りました。
急に家の中にこもりっぱなしになり、エアコンがつきっぱなしの涼しい部屋で24時間過ごす状態になったことで、運動量が極端に減って、汗をかかないとか、太陽光を浴びないとか、環境が激変しました。
それで交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまったのではないかと思います。
受験勉強を一所懸命やるのもいいですが、1日1回は汗をかく運動をすることをオススメします。できれば午前中、日光を浴びて。
筋肉を動かすと、筋肉から脳を活性化する物質が出るらしいですし。
あのとき勉強時間を1時間でも削って運動にあてておけば、もっと勉強がはかどったのではないかという後悔が、少しあります。
そんな余裕もないほど、勉強が遅れ、焦っていました。
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